僕の友人にはいろいろな既婚LGBTがいる。

もちろん子供がいる人もいるし、いない人もいる。

うちの子は13才と10才だけど、僕が「女性」でないことに

何の疑問も持っていない。

だって生まれたときからそうだから。

まあ子供に女性らしさを教えられなかったので、

ジェンダーについては野放し。

上娘はすっかり男の子みたいな性格になったし、

「ホルモンとか適合手術は考えないけど、男子に生まれたかった」

と言うトランスヴェスタイト(衣装倒錯)

+女性だけど女性が好き。

+男性だけど男性が好き。

+自分の性に違和感がある

そんな人たちに対して、何の感情も持っていない。

わが子たち。

相手がどんな人でも、それで差別したり区別したりはしない。

それは僕の背中やパートナーの背中を見てきたからだと思う。

結婚してたら、ホルモンも適合手術もできない。

生まれた性が女なら、男性の格好してても世間は何も言わない。

でもコレが男性が女性の格好をしてるといろいろ言われるのが常。

そこがLGBTにおける「男女差別」だと思う。

僕は個人的には

「本人がよいならよいじゃん」

なんだけど、世間はやたら「はみ出し者には厳しい」からね。

特に男性が女性の姿をしてると、風当たりが強い。

反対に女性が男性の格好しててもそんなに問題にならないんだよね。

なんなんだろね。

僕はジェンダーを失くすことはダメだと思う。

女は女らしく。

男は男らしく。

それってぜんぜん悪いことじゃないと思うし、むしろそうじゃないといけない部分があると思うんだ。

でもそれに当てはまらない。

って言う人は「ジェンダーを越えた【自分】」と言う柱を持つならば。

僕は娘に

「自分は自分らしくあればいい」

と教えている。ジェンダーと言う杖がないから、「自分」を意識して生きればいい。

ジェンダーを自分で選ぶのも別にいいと思う。

女だけど、「男らしくありたい」と言うならそうすればいい。

自分の生き方は自分で決めろ。

それがイヤなら言われるまま、ジェンダーを演じていけばいい。

と僕は思うんだよね。

僕は嫁というより、ジゴロ(生活も女に見てもらう男。ヒモは小遣いだけ)かもしれない^^